認定制度
認定制度
学びを、社会的な役割へつなげる仕組み
JHAでは、講座を受けて知識を得ることだけでなく、学びを役割と実践につなげていくことを大切にしています。そのためにあるのが、認定制度です。
ただしJHAの認定制度は、一般的な資格制度とは考え方が異なります。認定の目的は、能力の優劣を決めることではありません。また、権威や肩書きを与えることでもありません。
JHAにおける認定制度は、人に安全に関わるための基盤が整っているかを確認し、役割と実践へつなげる仕組みです。
JHAにおける認定の考え方
JHAでは、認定を「すごさの証明」とは考えていません。認定とは、次のようなことを整理するためのものです。
- どの段階まで学びが進んでいるか
- どのような役割を担えるか
- 安全に関われる状態にあるか
そのためJHAでは、認定を資格ではなく、役割と実践の基準として位置づけています。
なぜ認定制度が必要なのか
人に関わる活動は、一見すると善意だけで成り立つように見えます。しかし実際には、次のようなことが起きやすい領域です。
- 人を変えようとしてしまう
- 相手の問題を背負いすぎる
- 感情に巻き込まれる
- 依存を生んでしまう
- 関係を壊してしまう
そのため、「学んだ」だけではなく、安全に関われる状態にあるかを確認する仕組みが必要になります。認定制度は、その確認と整理のためにあります。
認定で重視すること
JHAの認定制度では、「上手いかどうか」よりも次のことを重視します。
- 無意識の反応に気づけているか
- 境界が保てているか
- 主体的な判断で関われているか
- 依存を生む関わりになっていないか
- 相手の主体性を奪っていないか
- 場や関係を壊していないか
つまり、能力の高さより先に安全に関われることを見ています。
JHAの認定は何に接続するのか
JHAの学びは、一般社団法人 日本コミュニケーション心理セラピー協会による認定制度へと接続しています。ただし、ここでも大切にしているのは、肩書きそのものではありません。
認定は、学びを実践に結びつけ、役割を明確にするための仕組みです。つまり認定は、「認められるため」のものではなく、安全な実践を支えるためのものです。
認定までの流れ
JHAでは、次のような流れで認定制度へつながっていきます。
- 体験講座
- 基盤プログラム
- 技術コア
- 専門講座
- 研究・実践
- 認定制度
認定は、学びと実践の積み重ねの先に位置づけられています。つまり、講座だけで完結するものではなく、実践の中で支えられた学びの結果として接続されます。
認定制度とナビゲーター制度の違い
JHAには、ナビゲーター制度と認定制度があります。ナビゲーター制度は、JHAの中で対話や実践の場を支える役割の仕組みです。一方で認定制度は、その学びと役割を、社会的な基準として整理する仕組みです。
つまり、次のような関係にあります。
ナビゲーター制度 = 実践の役割
認定制度 = その役割を支える基準
認定制度が守りたいもの
JHAの認定制度が守りたいのは、単なる秩序やブランドではありません。私たちが本当に守りたいのは、次のような価値です。
- 相手の主体性
- 支援する側の健全性
- 対等な関係
- 長く続く実践
- 依存ではなく自立に向かう流れ
認定制度は、学びを固定化するためのものではなく、安全な実践を成立させるための土台です。
認定制度の詳細について
認定制度の詳細は、一般社団法人 日本コミュニケーション心理セラピー協会のページで紹介しています。
最後に
JHAにおける認定制度は、人を上下に分けるためのものではありません。学びを実践へ、実践を役割へ、役割を安全な社会的活動へつなげるための仕組みです。
そしてその中心にあるのは、人に安全に関わることができる状態を確認し、支えることです。